これまでに多くのお子さんの矯正相談を行ってきました。ご家族から普段のお子さんの食事の食べ方や呼吸の仕方などをお聞きしながら問題点を探っていきます。するとそのお子さんが、不正咬合で悩んでいることが分かってくるのです。
- 食べるのが遅くありませんか?
- お口からご飯がこぼれていませんか?
- 好き嫌いはありませんか?
- 食べ残しはありませんか?
- お水がないとご飯を飲み込めませんか?
- お口で呼吸をしていませんか?
もし、食事中にこのようなことがみられる場合、不正咬合の可能性があります。ぜひ、当院にご相談ください。
子どものの矯正歯科治療の流れ
初診相談
約60分
お子さんの状態を診て、保護者の方に現在の問題点、考えられる治療法、装置、治療期間、費用などをご説明します。
検査
約60分/1~2回
問診、視診に加えて、レントゲン、歯型、写真などの資料を採ります(約60分)。また、咬み合わせの状態や歯周病の状態、顎関節の状態なども調べます。
診断
約60分
検査で得られた結果より、問題点をリストアップします。それらを改善するための優先順位、必要な装置、方法などを含めて治療方針をご説明します。また、治療方針がいくつか考えられる場合は、相談の上決定します。一回で治療方針が決まらないこともありますので、その場合には、数回の相談の上、決定します。
装置装着
または、むし歯、歯周病の処置、抜歯等の依頼
装置を付ける前に、むし歯の治療や歯周病の治療が必要な場合、かかりつけの歯科に依頼します。歯を抜いてならべる場合は、一部装置を装着してから抜歯を依頼することが多くなります。かかりつけの先生がいない場合は近隣の先生をご紹介します。※装置装着と抜歯等は、前後する場合があります
ワイヤーの調整等
約2年前後30~60分/月1回
来院時にワイヤーを交換したり、調整を行います。また、歯のクリーニング等も行います。少しずつ歯ならびや咬み合わせが整っていきます。
保定・観察
約60分
歯を動かし終わったら装置を外しますが、そのままでは後戻りを生じます。後戻りを防止しながらかみ合わせを落ち着かせます。保定開始直後は保定装置を終日使用しますが、数か月後から、少しずつ使用時間を減らします。最低でも2年間は使用します。