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「歯周病」は矯正治療にも影響します
以前は矯正治療と聞くと、お子さん向けの治療というイメージを持たれることもありましたが、最近では、50代以降の方で治療を受けられる方が増えてきています。
あまり知られていないのですが、口腔内の状況は年齢と共に変化していきますので、その時々に合わせた矯正治療を行う必要があります。
50代以降の患者さんの場合気を付けなくてはならないのは「歯周病」です。歯周病は、日本人の約8割が疾患しているとも言われる国民病です。
仮に歯周病を治療しないで、矯正治療を行うとどうなるでしょうか。例えば、次のようなリスクが生じます。
・歯周病が「重症化」する
・治療しても歯並びがすぐに「崩れる」
・噛み合わせが「悪化」する
・矯正治療の精度が「低下」する
ご覧のように、歯周病を放置しておくとさまざまなデメリットが生じます。矯正治療を検討されている方は、「早く歯並びを治したい」という気持ちの方がほとんどだと思います。
しかし、歯周病を治療せずに矯正治療を行えば、歯並びは悪化する可能性が極めて高いのです。50代以降の方は、程度に差はあれど、ほとんどの方が歯周病に疾患しています。そのため、当院では、歯周病の治療が必要を行った上で矯正治療を開始します。