矯正歯科

子どもの矯正について

小さなお子さまから中高生の矯正

これまでに多くのお子さんの矯正相談を行ってきました。ご家族から普段のお子さんの食事の食べ方や呼吸の仕方などをお聞きしながら問題点を探っていきます。するとそのお子さんが、不正咬合で悩んでいることが分かってくるのです。

食事中のお子さんの食べ方をよく見てください。

お子さんの食べグセをチェック!
□ 食べるのが遅くありませんか?
□ お口からご飯がこぼれていませんか?
□ 好き嫌いはありませんか?
□ 食べ残しはありませんか?
□ お水がないとご飯を飲み込めませんか?
□ お口で呼吸をしていませんか?

もし、食事中にこのようなことがみられる場合、不正咬合の可能性があります。ぜひ、当院にご相談ください。

開口や受け口などの不正咬合があると、歯がきちんと噛み合わず、食べ物を上手に噛み砕くことができません。そのため水がないと呑み込めなかったり、口からご飯をこぼしてしまったりするのです。
ご家族は"悪い食べグセ"と思い込み、上手に食べさせようとあれこれと努力します。しかし不正咬合のままですので、食べ方は一向によくなりません。

当院では歯ならびが悪いとどのような食べ方になるのかを説明しながら、お子さんが、いままでどれだけ苦労しながら食事をしてきたのかをお伝えしています。歯ならびが原因だと分かると、ほとんどの方は、お子さんの矯正治療を始めています。

歯ならびが悪いと食べ物が噛みきれず、丸呑みしてしまうお子さんがいらっしゃいます。ノドが強ければ問題ありません。ところが食道が弱いとノドに詰まりそうになり、口の中から吐き出してしまいます。これがトラウマとなると同じ食べ物が嫌いになり、食べられなくなってしまうのです。

院長も子育ての中で、同じような体験をしてきました。子どもにホウレンソウを食べさせたとき、ノドに引っかかりトラウマとなってしまったのです。

大人の歯に生えかわった後に、もう一度チャレンジさせたところ、今度は食べられるようになり、歯の状態に合せて食事を与えることの大切さを実感しました。

院長はこうした経験を通じ、食育の大切さを充分に理解しています。同じ子を持つ母親として、不正咬合で悩むご家族への食事指導のアドバイスも行っています。
しっかり噛んで食べることは、お口の中の健康と脳の発達を促します。いまからでも遅くありませんので、お子さんの食事の仕方が気になる方は、早目にご相談ください。