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後戻りした歯の「再矯正」プランとは?
過去に矯正治療を行なった方から、「再矯正したい」というお問い合わせをいただくことがあります。以前は多くが「子どもの頃に行なった矯正治療の後戻り」についての相談でしたが、最近は大人になってから矯正治療を受ける方も増えているため、「数年前の治療に対する後戻り」の相談も増えています。
後戻りに悩む患者さんの多くが、
・再度高額な治療費を負担すること
・また何年も矯正治療に専念しなければならないこと
という悩みを抱えられています。
しかし、当院ではそのような負担を軽減し、「歯並びを綺麗にしたい!」という患者さんの熱意に応えるため、短期間かつ手頃な価格で後戻り矯正を実施しています。具体的なプラン内容は、患者さんの口腔状態を確認しないとお伝えできませんが、大まかな内容としては以下の通りです。
最短「数ヶ月」で治療が完了
当院の通常の矯正治療は、一般的な矯正歯科で受ける治療よりも、治療期間よりも短いのが特徴です。非抜歯矯正の場合、治療期間は通常6ヶ月から12ヶ月で完了するなど、一般的な矯正歯科の半分程度の期間で完了します。この短期間を可能にするのは、担当医の高度な技術力と、さまざまな工夫によるものです。
後戻り矯正の場合は、元々歯がある程度の位置にあるため、ズレを整えるだけの矯正で済むことが多いです。通常の矯正治療よりもさらに短期間で対応できます。最速の場合、3〜4ヶ月で治療を完了することも可能です。
矯正装置を選択可能
後戻りの再矯正に使う装置は、「マウスピース型矯正装置」「ワイヤー矯正装置」から選択可能です。
マウスピース型矯正装置「インビザライン」
当院では、世界的に広く適応され、トップシェアを誇るマウスピース型矯正装置「インビザライン」を採用しています。様々なメーカーのマウスピース型矯正装置がありますが、信頼性やこれまでの実績を重視し、インビザラインを使用しています。
※インビザラインについては「マウスピース矯正」で詳しくご確認ください。
目立ちにくい「ワイヤー矯正装置」
従来からある矯正装置である「ワイヤー矯正」は金属色が目立つイメージがあるでしょう。しかし、当院では金属色のワイヤー装置は使用していません。代わりに、歯の色によく似たセラミック製の装置を採用しています。また、患者さんの好みに合わせて複数のカラーを選択できます。
矯正治療後の「後戻り」を防ぐには
後戻りした歯の再矯正について紹介してきましたが、そもそも矯正治療後に後戻りを防ぐことはできるのでしょうか。
結論から言うと、後戻りを防ぐには、「後戻りする原因」を患者さん自身も理解しておく必要があります。そして、その原因を避けられれば、後戻りしにくくなります。
後戻りが起こる主な理由は、以下の2つです。
1つ目は「人間の身体の回復力」です。矯正治療は歯の位置を大きく変えるため、身体はその変化を元に戻そうとする自然な傾向があります。これを抑制するためには、治療後には保定装置(リテーナー)を一定期間着用する必要があります。保定装置を使わないと、歯が元の位置に戻ってしまう可能性があるからです。
2つ目は「不十分な矯正治療」です。矯正治療は見た目の改善だけでなく、正しい噛み合わせを得ることも重要です。噛み合わせが不適切な場合、歯に過度な力が加わり、歯が動く可能性があります。これは矯正医の技術力に左右されるため、治療を受ける際に医院の咬合に関する意見や治療方針をしっかり確認することが重要です。